2022年08月12日

5912号 リンゴの運命

リンゴたちは住み慣れた故郷から離れなくてはなりませんでした。

ふるさとは北国の寒いところでした。

やさしく育ててくれたおじいさんに別れを告げて汽車に乗せられました。

狭い箱の中でしたが、新しい生活が待っていると気もそぞろでした。

連れて来られたのは、ある町の果物屋さんです。

いっしょに来た友達も、お顔をきれいに磨かれました。

となりの子が美人に見えます。

そしてみんなで並んだのがそのお店先です。

暖かい街へきてみんなウキウキしていました。

すると町の人が来て、となりの子を連れて行ってしまいました。

どこへ行くのでしょうか。

ふるさとのおじいさんはどうしているのかな。

箱にりんごを詰めて、歌を歌っているのかしら。

それとも、タバコをふかしているのかも。


リンゴたちは、近々どこかに連れていかれ、恐ろしい人に食べられちゃうことも知らずにふるさとを思うのでした。

リンゴ リンゴ リンゴ リンゴかわいい ひとりごと♪

https://www.youtube.com/watch?v=pWCAnLGiM2s





ラベル:音楽
posted by キルキル at 10:00| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月11日

5911号 「獣」を飼っている・・

「人は誰しも精神の奥深くに、自分だけ生き残ることしか考えない“獣”を飼っている」というのはモーガン・フリーマンの言葉。

ほとんどの人は、その原始的本能をコントロールしているが、中には「獣」の欲望に屈してしまう人がいる。

その「獣」とは「偏桃体」のこと。

「扁桃体」は、脳の中の大脳辺縁系側頭葉内側の奥にある。

画像


アーモンド形の神経細胞の集まりで、情動反応の処理と記憶において主要な役割を持つという。

画像


「扁桃体」は、恐怖感や不安、攻撃性、悲しみ、喜び、直観力、痛み、記憶、価値判断など、感情の中枢であり、原始的な欲求の源である。

ジェットコースターで怖いと感じるのは「扁桃体」があるからだ。


一方脳の前頭前野部分は、思考や創造性を担う脳の最高中枢であると考えられている。

この前頭前野部分が「獣」を抑え込み、精神の制御装置としての役割を担っている。

前頭前野が完成するのは、25歳~だそうで、扁桃体よりかなり遅れて完成する。

扁桃体が病気や何かの原因で、不具合(損傷あるいは腫瘍などで圧迫)があると、恐怖感や他人の痛みについて平気になり、危険も恐れない無茶な行動に出やすくなる。

また病気で前頭葉と側頭葉が弱ると、押さえつけられていた「獣」が顔を出し、人間を邪悪な行動に駆り立てることがある。

時には道路に倒れている人を見ても平気でそのまま通り過ぎたり、極端な場合人を殺すことも平気になる。

前頭前野はそうした危ない感情を抑え込む機能があるが、若い時は抑え込むことができないこともある。

時々若い人のそうした行動が報道されるが、扁桃体の不具合や前頭前野の未発達から来ているのかもしれない。



ラベル:諸事思うこと
posted by キルキル at 10:00| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月10日

5910号 映画「ボイリング・ポイント」

映画を作るためには、一つ一つのカットをつなぎ合わせて、完成させます。

俳優はそれぞののカットで演技し、セリフを語ります。

ところが映画によっては、ワンカットのみでで連続して撮影するやり方があります。

何年も前に観た「ウトヤ島、7月22日」は、リゾート場のキャンプサイトで起きた無差別銃乱射事件を扱っていました。

本編97分のうち72分分をワンカットで描いています。

今回観た「ボイリング・ポイント」はこんなあらすじです。


<一年で最も賑わうクリスマス前の金曜日、ロンドンの人気高級レストラン。
その日、オーナーシェフのアンディは妻子と別居し疲れきっていた。
運悪く衛生管理検査があり評価を下げられ、次々とトラブルに見舞われるアンディ。
気を取り直して開店するが、予約過多でスタッフたちは一触即発状態。
そんな中、アンディのライバルシェフが有名なグルメ評論家を連れてサプライズ来店する。
さらに、脅迫まがいの取引を持ちかけてきて…。>


いきなり衛生管理査察があり、評価を5点から3点に下げられてしまうのです。

冷蔵庫の温度チェックがあり、またスタッフがどこで手を洗うかで、厨房の水道で洗っていると減点です。

日本の保健所の定期検査より、厳しいやり方でしたね。

予約が100件も入っていて、厨房は騒然、料理人同士の言い合い、女性支配人とキッチンのメイン調理人との間のけんか。

皿洗い係は奥の部屋でサボってしまうとか。


次々に入る客からの注文、メニューにないものを要求してくる客がいて、なんとか対応していきます。

一人の客からアレルギー食品の提示があり、ナッツ系は避けるようにと支配人がスタッフに伝えます。

厨房ではドレッシングが無くなり、新たに作るようにシェフが指示しますが、間に合わないので他のドレッシングで間に合わせろと言います。

ところがそのドレッシングにはクルミの成分が入っていて、それを食べた客が苦しみ始めます。

救急車が来て大騒ぎ。だれの責任かとかスタッフ間でやりあいます。


とにかく戦争状態の厨房、映画を観た日本のレストラン関係者は「ウチも大体あんなもんです」とコメントしたとか。

ワンカットの映画の俳優は、セリフを全部覚えていなければなりませんが、観ていると即興でのアドリブもやっているようです。


https://www.cetera.co.jp/boilingpoint/


posted by キルキル at 10:00| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月09日

5909号 シンデレラが目を覚ます

全英女子オープンを見るため、4日間通常とは異なる生活をしました。

特に決勝に入ってからの2日間は、夜9時に起きるため4時とか5時に一旦寝てしまいます。

応援している渋野日向子を見たいので、終わるのが午前様になるためです。

以前は眠らずに徹夜のようなことも出来ましたが、今は仮眠します。

19年に優勝し、「スマイリング・シンデレラ」と世界から言われた渋野。

最近は必ずしも良い成績とは言えず、予選カットが続きました。

「眠れるシンデレラ」ということです。

ところが今回は別人と見違えるようなゴルフで、これを見逃すことは出来ません。

最終日の16番のダブルボギーがつくづく悔やまれます。

あのポットバンカーにティショットが入ってしまい、出すだけでと・・・。

結局10アンダーの二人と1打差で3位になりました。


19年を振り返って渋野は、「まるで子供だった ありえない 恥ずかしい」と述べています。

ラウンド中、お菓子を食べるところをテレビカメラで写されても、ニコニコしていたことを反省しています。

今回はそんなシーンはありませんでした。

この調子よさが続けば、これからのアメリカでの成績次第で、ランクアップするのは間違いないでしょう。

281137.jpg





ラベル:ゴルフ
posted by キルキル at 10:00| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月08日

5908号 「善き独裁者」

最も理想的な国家は、「善き独裁者」が管理する国家だ。

現代の望ましい形は、民主主義とされている。

しかし民主主義は物事を決めるのに時間がかかる。

まず国民がその代表を選び、選ばれた代表たちが一か所に集まり、議論をして多数決で結論を出す。

一方独裁者が支配する国においては、即断即決でものごとを決めていく。

国民の感情・都合など横に置いて、決めた方針を進めることができる。

中国が民主主義国家を揶揄するのは、自分たちが上から決められる体制だからだ。

しかし世界に「善き独裁者」は存在しない。

多くは国民を犠牲にして、自分たちの権力の安泰を量ることに終始する。

国民が住んでいる家を説明もなく取り壊して、新しい施設を作れるのが独裁国家なのだ。

「善き独裁者」がいないと言うことは、時間はかかるが出来の悪い民主主義で行くことに我慢しなくてはならないのだ。



ラベル:諸事思うこと
posted by キルキル at 10:00| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする